what is football?

目標:ゲームを大きな枠組みと小さな枠組みで捉えて言葉で表現すること。

18/19 PL 23節 トッテナム対フルハム(前半)

スタメンとポジション

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トッテナムは主力の抜けがすごい。結果的にこの試合でもアリが離脱するし、どうするのよ。

フルハムは、19位か。。。ラニエリ頑張って。

 

前半 

 フルハムの序盤は積極的に前線の3枚が相手の3バックにプレスをかけ、WBが相手のWBを潰しにいっていた。ボランチに関しても、エリクセンとウィンクスにはボールが入る瞬間に寄せることで簡単に前を向かせないようにしていた。そんな相手に対し、トッテナムはロイスを含めたCB,ボランチでボールを動かしながら、相手の3バックとボランチの間が伸びたところに2シャドーを落とし、ロングボールを配給する形をとった。しかし、フルハムボランチ2枚、縦スライドが早い。プレスバックによって形を作らせない。

 

 

前半の中盤になって、フルハムの前線からの守備が少なくなり、落ち着いてボールを保持するようになったトッテナム。ただ、フルハムの撤退加減が徹底されており、なおかつ中央に人を集める守備のため、簡単にゴールとはならなかった。守備時には5-4-1の中央圧縮でなんとか耐え抜くフルハム。なかなかトッテナムは相手の3守備ベクトルを変えられなかった。というか対応されてた。

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16分、フルハムはカウンター時、センターフォワードをサイドに張らせて、サイドハーフとウィングバックの追い越しでワンサイドで数的優位を作り、縦に速い攻撃でCKをゲット。そのCKでジョレンテオウンゴール

こうなるとますます守備的になるフルハム。どうする。トッテナム

彼らの回答として、2つ挙げられる。

1つ目は、ボランチ2枚を縦に並べること。特に、エリクセンをシャドーに近づけ、ウィンクスがアンカー的な役割となることが多かった。そうすることで相手の2ボランチに真正面からプレスを受けることが減少した。なおかつ、そうすることで元々自由に動いていたシャドー(特にアリ)が更に自由度を増し、ローズとフェルトンゲンの対角線上で効果的な仕事ができる回数が増えていた。

2つ目。プレッシャーが減ったことも奏して、3バックの選手(特にフェルトンゲン)が一つポジションをあげてアンカーとなったウィンクスの横でプレーしていた。この変更は中央圧縮のフルハムにとって対応の難しい問題となった。まあ、トッテナムの選手からすれば前のスペース開いてるから出たのは当たり前かもしれないけど。しかし、これによってトッテナムは攻撃の厚みを増し、ポゼッションは70%に達した。

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このあとも、好機を演出するトッテナムだったが、フルハムの一貫した守備体型を崩すことはできなかった。

そんな感じで、前半終了。